2014年6月25日水曜日

「”」と「-」の勝手な変換

OS X Marvericks(10.9.x)が出て既に8ヶ月になる。このOS、実はとんでもない仕様変更を行っている。スマートダッシュ、またはスマート引用府で検索すると、既に多くのブログ等で警鐘されているモノだが、敢えて本ブログでも取り上げることにする。

筆者がOS X Marvericksを導入したのは、リリースから間もない頃だったが、つい最近まで、この馬鹿げた仕様変更には気付かなかった。きっかけは英文でのメールやり取りであった。

一部だけ誤変換された「-」
一部だけ誤変換された「-」

見にくいのを承知で画像を用いた。何も加工していないのを証明するためである。上記画像には$ ./configure --prefix=${TARGET} --as=yasm --enable-gpl --enable-libx265 --pkg-config-flags=—staticと、書かれている。

見ての通り、staticの前のハイフンだけが、(em-dash、ASCII番号129)になっている。これは本来2個の-(en-dash ASCII番号45)であるべきものだ。

英文、すなわち半角英数で書いているのだから、日本語のように変換されること自体が異常なのだが、よりにもよって一部だけ(見ての通り、-(en-dash ASCII番号45)を用いている部分は他にもある)変換してしまうのだ。ちなみに全部が誤変換されれば、上記文章はコマンドとして体をなさず、動作しない。

これについてAppleのサポートは、システム環境設定 -> キーボード -> ユーザー辞書にあるスマート引用府とスマートダッシュを使用のチェックボックスを外せば問題は解決されると言った。

スマート引用府とスマートダッシュ
スマート引用府とスマートダッシュ

各種ブログでも、ここまでである。解決方法は確かにその通りなのだが、プログラミング言語のコーディングに用いた場合に致命的なエラーを引き起こす仕様変更が何故行われたかを追求するブログはないのだ。

筆者は解決方法の提示に頭を足れて有り難がるほど素直ではない。当然仕様変更の理由を尋ねた。すると、最初の担当者はMSオフィス等で、この機能が必要で導入されたと答えた。納得がいかないのでシニアアドバイザと話をした。このアドバイザは真摯に対応し、Apple開発陣に問い合わせてくれたが、結局Appleの開発陣は、仕様変更の理由を開示しないと回答した。仕様変更の理由を開示したくないのか、開示できないのかは良く分からない。

ここで、本ブログエントリをここまで読んでもらえた方に提案がある。ひとつはお決まりのフィードバック、それに現在開発中のOSX Yosemiteのベータテストへの参加である。どちらもAppleに勝手なまねをさせないために、とても重要だと思う。

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