2015年3月9日月曜日

Command Line Tools for Xcodeのアンインストール方法

2016.11.12追記
Command Line Tools for Xcodeには、2つのパッケージが内蔵されている。ひとつは本記事で扱う、まさにコマンドラインツールだが、もう一つDevSDKをインストールするパッケージも存在する。DevSDKのアンインストールは一筋縄ではいかない。参考:Command Line Tools for Xcodeのもう一つの顔

実験的にCommand Line Tools for Xcodeをアンインストールしてみる必要が発生した。Google検索で上位にヒットする情報が嘘ばかりなので、本当の事を書く。

嘘記事達
YosemiteでCommand Line Toolsをアンインストールする方法
OS X コマンドライン版cc (Clang LLVM cc)のインストール方法 (Xcode CLI / Command Line Tools for Xcodeのインストール)
XcodeからインストールしたCommand Line Toolsを削除する方法
Xcode4.3 と Commad Line Tools をアンインストールする

余談だが、上位3位をプログラミング知識を共有するサイトQiitaが占めているのは笑える事実だ。実際、このサイトの記事は他の場合でも、当たるも八卦当たらぬも八卦であり、とても共有できるものではない。(笑)

Command Line Tools for Xcodeをインストールすると、インストーラーによってインストールされるファイルは、すべて起動ディスク直下のライブラリフォルダ -> Developerフォルダ -> CommandLineToolsフォルダにインストールされる。従って、アンインストールは、このフォルダを削除すれば良い。

仕組み
OS Xでは、Command Line Tools for Xcodeに収録されているコマンドに該当する名前のUNIX実行ファイルは、すでにインストールされている。
ただし、これらは実際に機能するファイルではなく、コマンドが入力された時に該当コマンドが見つからなかった場合、Command Line Tools for Xcodeをインストールするようにメッセージを表示する機能を持ったファイルである。
Command Line Tools for Xcodeがインストールされている場合は、それらにリンクしてコマンドを起動するようにできている。

アンインストール方法の検証
Command Line Tools for Xcodeがインストールされている環境で次のコマンドを実行されたい。すべてのファイルは/Library/Developer/CommandLineTools以下にインストールされていることが確認できるはずだ。

$  pkgutil --files com.apple.pkg.CLTools_Executables | less

従って、アンインストールは/Library/Developer/CommandLineToolsフォルダを削除すれば事足りる。いちいち、このパッケージでインストールされる項目を削除する必要など全くない。

なお、XcodeにはCommand Line Tools for Xcodeと同じものがアプリケーション内に入っている。(OSX 10.8.4向けのXcode 5.0.2以降で確認済み)XcodeとCommand Line Tools for Xcodeが両方入っていた場合、使われるのは新しい方のようだ。(CLT6.1.1とXcode 6.2で確認済み)Xcodeがインストールされた環境にはCommand Line Tools for Xcodeを追加インストールする必要はない。

2015.3.26改訂。Xcode内蔵Command Line Tools for Xcodeについての記述を変更。