2015年12月1日火曜日

Xcode7のワナ

これは開発関連のブログに書くか迷ったが、Macを使うことに、UNIXの資産を引き継ぐことが含まれると考え、それに沿った文脈で、このブログに書くことにする。

発端は、当ブログの古いエントリffmpegコンバイルガイドの更新であった。このエントリは現在更新中でEl Captan対応していない。原因の一つは、道具であるgitのインストールでopenssl/ssl.hが存在しないと言われたことにある。

git自体は、配布元でOS X用パッケージを用意しているので問題ないのだが、openssl/ssl.hがないというエラーを吐く方は他にも影響があるようでイヤらしい。

Xcode6.4(正確には10.10SDK)までは、openssl/ssl.hファイルは存在する。(Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/MacOSX.platform/Developer/SDKs/MacOSX10.10.sdk/usr/include/openssl/ssl.h)だが、Xcode7(正確には10.11SDK)以降では同様の場所には存在しない。件のエラーは、これが原因である。

これは、OS XというよりもAppleがOpenSSLを見限ったことによるらしい。(SDKとしての代わりのものは、Common Cryptoと呼ばれるようだ)それは分かったとしよう。Appleの開発者は今後Common Crypto使えば良い。だが、UNIXの資産を引き継ぐという使い方では、どうしてくれるのだろうか?

UNIXの資産を引き継ぐのは、事実上、Homebrewを使えば良い状態にある。だから問題ないのだろうか?

Macを使う上で、Xcodeに手を出すかどうかは一つの分かれ目である。なくても問題ない使い方はいくらでもある。
Homebrew を使うには必須だが、Xcodeの内容まで知る必要はない。Xcodeは、提供されるUNIX資産を用意するまでの過程同様、ブラックボックスで良い。こうして残るわずかが、ヘンテコな互換性問題に直面するわけだが、それは無視しても構わないのかも知れない…。

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